機械設計エンジニアの働き方
就業形態には、メーカーの正社員として働くだけでなく、派遣という働き方、フリーランスなど複数の選択肢があります。それぞれの働き方のメリット・デメリットについてまとめています。
メーカーなどの正社員
自動車や家電などの大手有名企業などでは、正社員で働く機械設計エンジニアが多くみられます。高収入で福利厚生も充実していることから安定した生活が得られるなどのメリットがあります。課長や部長などへのキャリアパスもあります。
ただ、会社のルールや上下関係による縛りを感じることも少なくありません。また、エンジニア職ではなく営業や事務職など、希望していない部署に異動することも…。
派遣
実務未経験からでも機械設計エンジニアに挑戦しやすい、採用されやすいのが派遣という働き方です。他の職種への異動がない為、機械設計エンジニアとしてより高いスキルや知識、実践経験を積むのにも適しています。 派遣と言うと、登録型派遣を思い浮かべる方も多いと思いますが、派遣の働き方は「登録型」と「常用型」の2つに分けられます。2つの違いについて説明します。
登録型派遣の場合
派遣会社に登録しているスタッフ(労働者)が希望にあった派遣先を選び、その派遣先で働くときだけ派遣元と「雇用契約」を結ぶ派遣の形態です。具体的には、仕事をするときのみ雇用契約が発生し、派遣先での仕事が終了すれば、派遣元との雇用契約も終了します。
常用型派遣の場合
アウトソーシング企業に正社員として雇用され、契約先の企業に派遣されます。そのため派遣先との契約に左右されず、雇用が安定。様々な業界で働きながら経験を積むことができます。 自分の興味がある分野での仕事を選べ、モノづくりに専念できる環境があります。

実務未経験から機械設計エンジニアとして活躍している方に、なぜこの働き方を選んだのか、派遣エンジニアのメリット、現在のお仕事、これからの目標についてお話しをお伺いしました。ぜひ、参考にご覧ください。
フリーランス
働く時間も場所も仕事内容も、すべて自由に自分で決められるので、好きなモノづくりに集中して取り組むことができます。正社員のように定年が決められているわけでもないので、生涯現役で引退する時期も自由。会社のルールに縛られることなく、上司や同僚、関連部署などに気を使わないで伸び伸びと仕事ができます。
ただ、個人事業主になるため、収入面では安定せず不安があります。多くのクライアントを抱えていても、何かのきっかけで大きく減少してしまうこともありますし、会社を存続させるためやりたくない分野の仕事を請け負うことも。社会保障面でも正社員と比べると不利になりますし、エンジニアとしての仕事だけでなく経理などの事務作業も発生するなど、エンジニアの仕事以外の対応をすることが多くなります。
- 機械設計エンジニアとしてどのような雇用形態で働くかで、その後の描けるキャリアも変わるでしょう。
当メディアのスポンサーであるマイナビEdgeは、常用型派遣のエンジニアとして働くことが可能。マイナビEdgeは、開発に特化しているアウトソーシング企業です。マイナビEdgeについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
Zenken株式会社
当メディアでは「機械設計エンジニア」という職業に注目!「実務未経験から機械設計エンジニアになるための方法」をはじめ、各業界の機械設計・開発のお仕事の魅力を発信しています。なお、このページはZenken株式会社、メカメディ編集チームが調査し、まとめています。